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【元HIKIKOMORI、次はどこへ行くのだろう。】 🇮🇸🇨🇦

【歴史は語る】理想への希望、そしてそれが絶望に変わるとき。

はじめに、 誤った記述があったらごめんなさい。


 

2019年9月、ジンバブエ共和国ムガベ元大統領が95歳でこの世を去った。

ジンバブエのムガベ前大統領が死去、元ゲリラ闘士の「建国の父」 写真6枚 国際ニュース:AFPBB News

 

もともと彼はジンバブエをイギリスから独立へと導いた英雄として民衆に慕われたが後に強権的な独裁者になっていく。そして結果的に0がいくつもつくようなジンバブエドル紙幣を発行するなどをしてジンバブエ経済の混乱を招いた。

 

おそらくイギリスの支配下にあった国民たちは彼を救世主として心のうちに希望を抱いたことだろう。しかしながら結果は違った。

 

個人的にはこのことから、この世はマンガでなければアニメでもゲームでもないので絶望的な状況のあとに必ずしも幸福が訪れるかといえばそうではないと考えた。つまり理想と現実というものだ。

 

歴史を見てみるとこのように希望が絶望に変わるできごとがいくつも見受けられる。

 

  1. 20世紀前半に 労働者の楽園を目指してロシア革命をおこしたレーニン率いるボリシェヴィキと王党派との間でロシア国内で内戦が勃発し最終的にはボリシェヴィキが勝利した。おそらくその頃には労働者ならびに農民たちは楽園を夢に見たことだろう。しかしその後レーニンが議会制を否定し独裁体制を敷き赤軍チェーカーが反対派の弾圧、虐殺を行いロシア国内を記録的な飢餓と寒波が襲ったことにより大量の犠牲者を生んだが、その後レーニンがネップという経済政策をとったことによりソ連は少しずつ成長した。このとき労働者および農民たちはこれよりひどいことにはならず今度こそ労働者の楽園が築けると願ったことだろう。しかしレーニンの死後ソ連の最高指導者になったスターリンが行った政策によりさらにひどいこととなった。大規模な粛清、強制労働、強制移住、シベリア送り、人工的大飢饉であるホロドモールといったことによりレーニンの時代とは比べ物にならないほどの大量の犠牲者をだすという結果にいたる。労働者の楽園とは程遠いこの世の地獄を築いてしまった。
  2. ちょうど同じ頃、ドイツでは今となっては悪人としてその名を刻んでいるヒトラーが政権を握る。第一次世界大戦後に混乱したドイツ経済を建て直し失業率も大幅に下げる政策を行った。その功績は当時海外からも称賛された。そのためドイツ国民は彼を大いに歓迎しその奇跡ともいうべき状況を目の当たりにして彼に強い希望を抱いたことだろう。しかしその後ヒトラーは隣国ポーランドに侵攻することにより第二次世界大戦を引き起こし、ユダヤ人の大量虐殺通称ホロコースト、その他反体制的な人々、スラヴ人やロマ、障がい者の弾圧や殺戮を繰り広げた。最終的には連合軍の圧倒的猛攻によりドイツは敗戦し焼け野原となってしまった。
  3. 20世紀後半になるとカストロ兄弟やゲバラが率いるゲリラ部隊が当時アメリカと蜜月な関係を結んでいた独裁者バティスタ政権を打倒しキューバ革命をおこした。人々は新しい国作りが始まると期待したことだろう。しかしその後カストロソ連と手を結び独裁政権を成立させたため亡命し祖国を離れなければならない人々が出た。

    カストロの功罪は、死してなおキューバの人々を翻弄する | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

  4. 第二次世界大戦後からソ連の衛星国だった東ヨーロッパ諸国では東欧革命により共産党一党独裁が崩壊し民主主義が成立した。しかし市場経済を導入したものの経済状況および生活面は芳しくなく、ヨーロッパでも自殺率が高い。旧共産圏、大規模民営化で男性死亡率が急増 英研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

  5. 21世紀前半、中東ではイラク戦争アラブの春などによって独裁政権が倒された。民衆は新しい民主主義国家が誕生すると希望を抱いた。しかし結果は無秩序な内戦の勃発、別の独裁政権の成立、はたまた失望し行き場を失った一部の人々がテロリストになるというものだった。

 

もう少し身近な例であうと社会への失望、はたまた孤独や疎外感などから新興宗教やカルト宗教に希望の光を見いだし入信してたものの悲惨な結果を招くというものもある。

 

これらのことから個人的に考えられるのは、人々は絶望していたり弱みに漬け込まれるとすぐにその気になってしまうということだ。

 

しかしどのようにしてこれらの事態を防げばいいのかと考えるとそれは無理なのではないかと考える。

 

それは、事実として上記であげたようなできごとが歴史のなかで繰り返されてきたのだからこれはもはや人間の本能だからとしか言いようがないからだ。